理事長挨拶

この度「第24回関節ファシリテーション学会学術集会」を令和61026日、27日の2日間、徳島のあわぎんホールで開催いたします。テーマは「痛みの原因治療とSJF」です。本学会の学術集会は関節ファシリテーションにおける最新の知見と技術を共有する場として位置づけられております。これまでにも仙腸関節からの脱却やQISの発見など多くの知見が提示され現在も臨床の現場で活用されています現在の理学療法士・作業療法士を取り巻く状況はますます厳しさを増しており、治療技術としての本質が曖昧になっている現状があります。治療技術とはとてもかけ離れたものが主流となりその結果医学の範疇から今にも追い出されそうな状況です。しかし、私たちはその現状を受け入れることなく、むしろ前進し、技術の進化を促進する責務があると信じています。本学会は、そのような信念のもと、理学療法士・作業療法士としての使命を強調し、優れた治療技術者の育成を目指しております。
 さて、今年の学会のテーマである「痛みの原因治療」は他に類を見ない挑戦的なテーマでありSJFならではの内容となっております。基調講演ではこれまでの痛みの研究についての小史をお話しします。シンポジウムではさまざまな立場からテーマに沿った討論があり、一般演題では最近の知見が発表されます。さらに特別講演ではSJFの現状とこれからの方向性をご講演いただく予定としております。

 本学会の学術集会が四国で開催されるのは愛媛県に続いて2回目です。阿波踊りで有名な徳島県は、鳴門の渦潮や大歩危・小歩危などの自然に恵まれた風光明媚な土地柄で徳島ラーメンや阿波尾鶏など美味しいグルメもたくさんあります。
 本学術集会が
PTOTのより良い未来を切り拓くための一歩となることを期待しております。

SJF学会理事長 姫野 吉徳

大会長挨拶

 この度、第24SJF学会学術大会の大会長を拝命いたしました。本学術大会に携わらせていただけること、身に余る光栄で心より感謝を申し上げます。
 本大会は、令和61026日(土)から27日(日)にかけて、徳島県あわぎんホール大会議室にて開催させていただきます。2016年の第17回愛媛大会以来、四国では2度目の開催となります。現在、四国支部役員一同、滞りなく皆様をお迎えできるよう、準備を進めております。微力ではございますが、重責を全うすべく精一杯努力する所存ですので、皆様のご指導、ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
 昨年5月よりCOVID-19感染の法律上の扱いが5類となり少しずつコロナ禍からの脱却が進み以前の日常に戻りつつある状況になってきました。学会運営も対面形式のみでの開催を中心に考えておりましたが、交通アクセスや会場の問題などもあり、昨年に引き続き現地開催とオンラインによるハイブリッド形式での開催とさせていただきます。
 24回関節ファシリテーション学会学術大会のテーマを「痛みの原因治療とSJF」と題しまして、姫野理事長による基調講演、シンポジウム、一般会員からの演題発表、宇都宮会頭による特別講演などを予定しております。「痛み」とは感覚であり治療対象とはならないはずであり、「痛みの原因」について探求し、治療技術を推し進めて来たSJF学会でしか成し得ないテーマです。新人の先生から経験の豊富な先生方まで、SJFによる治療効果、最新の知見など、様々な情報の発信や収集ができる絶好の機会になると確信しております。
 また、26日(土)の午前には、宇都宮会頭による技術研修会も執り行う予定です。補助講師としてSJFインストラクターにも多数ご参加いただく豪華な企画となっております。学会に現地会場参加の先生限定ですので是非ご検討ください。(参加申し込みフォームにて受付致しております。) 
 多数の皆様の演題およびご参加の申込みを、心よりお願い申し上げます。


第24回関節ファシリテーション学会学術大会 大会長 田村 俊輔





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